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ドイツ語の本を、一緒に読みませんか?
私は本を読むのが大好き。スイスに来た当時はドイツ語で読める本もなく、日本から持ってきた文庫本を何回も読み返したりしていました。(30年以上前のことで、ネットなんてありませんでした)
スイスに来て2年目だったと思います。風邪をこじらせて一週間ぐらい寝込んだことがありました。熱が下がると寝ているのにも飽きて、リビングでゴロゴロしていると、本棚にルームシェアをしていたスイス人の友人のコミックがあるのが目にとまりました。一冊手に取ってめくってみると、読みにくい活字の小さい文字が並んでます。わー無理、と思いつつも読んでいくうちに、なんとなく読める!当たり前のことだけれど、ストーリーがわかると楽しい!それまでドイツ語の本やコミックは頭から読めないと決め込んでいたので、なんか新しい世界がどんっと開けた感じでした。風邪が治ってまず行ったのが、駅前の本屋さん。ドイツ語の小説がズラーっと並んだ書棚から、とりあえずタイトルが理解できて薄めのを本を手に取ってみて、会話の多そうなのを数冊買った記憶があります。読んだかどうだかは、もう覚えてないですが(たぶん難しすぎて読まなかったと思う)レジでお金を払うときドキドキしたのを覚えています。なんだか大人になった気分、というか、ドイツ語一人前になった気分^^
その頃友人たちに勧められた本の中で、楽しく読めたものがありました。もしみなさんが、ドイツ語で小説を読みたいけど、難しそうだなーとか、抵抗があるなーとか、完読できるかなー、とか思っていたら、一緒に声に出して読んでみませんか? わからない単語や文法や発音は、辞書やネットで調べなくてもすぐその場で聞けるので時間が省けるし、音読すると発音にも意識がいくので、だんだん発音がきれいになります。
そして読んだ後に、みんなで(日本語で!)感想とかシェアできたら、ストーリーを2度味わえるかなって思っています。
このブッククラブは週に1回1時間オンラインで、と考えています。興味のある方が2〜3人集まり次第、日程を調整したいと思います。
ミヒャエル・エンデ「モモ」
パトリック・ズュースキント「ゾマーさんのこと」
発音の美しさは、語彙の多様性と同様に、その人の教養を表す1つの要素です。その結果、発言内容に説得力を持たせることもできます。
つまりこの考え方の背景には、コミュニケーションの内、言葉による情報の伝達と同様に、言葉以外の要素、つまり、話し方によって与える印象を重視する考えがあります。
というのも、発言内容自体だけでなく、その発言内容の受け止められ方を左右する非言語的な要素も、相手に情報を伝える際に欠かせない要素だからです。相手によっては、どちらが欠けても、自分の情報をまともに受け止めてもらえません。
発音の巧拙は、相手が自分の発言内容をどのように受け入れられるのかを左右する
もし、発言内容がしっかりしているのに、発音の稚拙さといった非言語的な要素のために、相手に真剣に取り合ってもらえなければ、もったいないと言えます。
例えば、ドイツに関してドイツ語で話しても、外国語のアクセントが強すぎると、「外国人だから、ドイツのことなんかわかってないだろう」というバイアスをもって見られ、結局、こちらの発言内容が受け入れられないこともあります。
私の知っている英語圏やドイツ語圏では、外からの発言だからといって納得して受け入れられることはほとんどありません。むしろ発音に訛りが強すぎると、まともに取り合ってもらえないこともあります。
そのため、「発音なんて、相手に言葉が理解されればよい」という考えに甘んじていて、発音をより「美しく」する努力しないのは、コミュニケーションの性質を見誤っています。
相手に何かを伝えるときに、言語以外の要素(Nonverbal / paraverbal)をうまく利用するとより効率的に情報を伝えることができるのであれば、それを極めることをおススメします。
ドイツ語発音講座
ドイツ語・スイスドイツ語お悩み相談室
日常でドイツ語を使っているけれど、ÖやÜなどの発音に苦手意識のある方
相手にちゃんと伝わっているのかな?と不安になる方
ドイツ語の発音が上手になるコツを知りたい
ドイツ語講座に通っているけれど、発音を直してもらえない
ドイツ語の発音は難しいというイメージがある
日常でドイツ語を話しているけれど、発音が伝わらないことがあってもどかしい
発音に自信がなくて避けてしまう単語がある
伝わらないドイツ語発音にさよならしよう!
ドイツ語でのコミュニケーションをもっと楽しみたい!
苦手意識を持ちながら会話をしている。
発音に自信を持ちたい。
発音がよく聞き取れないと言われたことがある。
ドイツ語の発音は、難しくありません。口の中の形、舌の位置、唇の形、この3つの組み合わせです。
日本語でわかりやすく、日本語の音をもとに説明します。
相手にちゃんと伝わっているかな?と不安になることはありませんか? 伝わっていない原因は単語でも文法でもなく、発音だったりします。発音に苦手意識がある単語を、避けていたりしませんか?
もう何年もなんとなく発音しているけど、これでいいのかな?と最近思う。
ちょっと私のストーリーを。
私がスイスに来たのは、音楽大学でパイプオルガンを学ぶためでした。6月にスイスに着き入学試験も無事合格。9月に始まる学期に向けて、夏の3ヶ月間はドイツ語を勉強しようと語学学校に通い始めました。そこで気がついたのは、文法や単語はどうにかなるけれど、発音が難しいということでした。ÖとかÜとか、なんとなくこんな感じかなと発音してみるのですが、先生には「ちがう」と言われます。どうしても日本語の「エ」とか「ユ」みたいになってしまうのです。でも先生は、口の形や舌をどう使ったら正しい発音に近づけるのかは、教えてくれませんでした。というか、教えられなかったんだと思います。日本語を話すときの口の中や舌の状態を知らないから、無理もありませんよね。口の中は見えないですしね。
3ヶ月みっちり勉強するはずだったのに、お友達ができて一緒にバカンスに行ったりしているうちに、ドイツ語がそんなに身につかないまま学校が始まりました。発音だけでなく文法も単語も不安をいっぱい抱えて学校に通い始めました。学校では声楽のレッスンもあって、それに付随してフォネティックという発音講座が必須科目としてありました。スイス人はこの講座で、Hochdeutsch の発音を学ぶわけです。私はこのクラスで1年間、ドイツ語の音の一つ一つをみっちり学びました。6人ぐらいの少人数クラスで、スイス人の中で一人だけ日本人。順番が回ってくるともうドキドキハラハラ。日本語の発音のクセ丸出しで、とにかく恥ずかしかったです。でもこのレッスンでは、口の中や舌の位置などを視覚化して教えてもらい、先生に細かく訂正してもらえたのが助かりました。発音に自信がついてきたことは、その後ドイツ語を学んでいく上で大切な基礎になりました。発音に自信を持てると、話すのが楽しくなります。新しい単語も正しく発音できると脳も記憶しやすくなります。
私の発音がよく聞き取れないものだと、聞いてくれる相手にもストレスを与えます。
皆さんも経験があるかと思いますが、日本語を学んでいる外国人の発音がいいと、助詞(てにをは)が抜けていても上手に聞こえるし、コミュニケーションがスムーズに行きますよね。逆に文法は正しいのに発音が聞き取れないものだと、何度も聞き返したり、聞く方も大変です。
話す方も聞く方もストレスフリーにコミュニケーションができるように、発音にちょっとだけ気を使ってみませんか?
ドイツ語の先生は、たとえば私のÖやÜの発音が「ちがう」ということは指摘してくれましたが、口の形や舌をどう使ったら先生の発音に近づけるのかは、教えてくれませんでした。日本語を話すときの口の中や舌の状態を知らないから、無理もありません。見えないしね。
そんな
私自身も苦労して身につけたものなので、きっと皆さんに
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